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医療保険は何歳から入るべき?加入のタイミングを事例を含めて解説します!

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医療保険は、病気やけがで入院・手術・通院などが必要になったときに、保険金が給付されるタイプの保険です。

比較的手ごろな金額で加入でき、特約保障も色々と選択付加できます。

亡くなったときに保険金が支払われる死亡保険と異なり、けがや病気の治療に必要な費用をカバーしてもらうために加入するので、別名「生きる為の保険」と言われています。

今回は、「何歳から医療保険に加入するのがベストなのか」ということについて、お話ししていきますね。

※今回の話に出てくる医療保険は、すべて「終身型」の条件で構成しています。

「定期型」では少々異なってきますので、ご注意くださいね。

医療保険!ベストな加入のタイミングはいつ?

最初に書きましたが、医療保険に加入する目的は、万が一何かあった時に、治療費をカバーしてもらうためです。

例えば、「高度先進医療」という特約を付加しておけば、通常の健康保険では該当にならない新しい治療を受ける場合にも、給付金がおりる仕組みになっていますし、日帰り手術の特約を付加しておけば、入院しない手術でも、給付金が受け取れます。

そうすると「いつから入ればいいのか」「何歳から必要なのか」ということになりますね。

万が一に備えるものですから、早い時期からの加入が望ましいことは言うまでもありませんし、保険会社によって違いますが、学資保険のように0歳児から加入できる医療保険もありますので。

しかし、「早めの加入がいい」といわれても、赤ちゃんから幼児までの時期だと、住んでいる地域によって上限年齢に差がありますが、医療費助成制度(通称 マルフク。子供の医療費が安くなったり無料になったりする制度。地方により助成期間はまちまち)があるので、そんな時期に、あえてお金を払って、急いで保険に加入する必要は感じないかもしれません。

でも、別な視点で見ていくとどうでしょうか?

実は、医療保険の早期加入を勧める重要な理由があるのです。

なぜ、医療保険の早期加入をすすめるのか?理由は3つ

医療費助成制度があっても、あえて子供の医療保険の早期加入を勧める理由。

それは3つあります。

その1

これは、案外知られていないことなのですが、子どもによくある病気で、保険の加入を考える前に、すでにかかってしまったことがある場合、加入する際に診査で引っかかってしまい、契約に条件が付いてしまうものがあるからなのです。

子どもだからこそ、厳しい判断が取られる病気が、保険契約には存在しているのです。

以下、その例です。

アトピー性皮膚炎

発症が10歳以下で、保険加入申請時に完治していなければ、「皮膚」の項目に「一生涯の不担保(保険の保障に該当しないこと)」が付きます。

喘息

加入時年齢が20歳未満の場合、「肺臓・胸膜・気管および気管支」の項目に、最低で5年の不担保条件が付きます。

最悪の場合は一生涯の不担保となる可能性があります。

「子供の保険契約に不担保部位が付く」という事実は、意外なことではなかったでしょうか?

アトピーや喘息は治療の経過が長く、時には入院も必要になったりする、完治するまでに時間が掛かる病気だからなのでしょうね。

子どもの人生は、まだまだ先が長いです。そのため、いつ、どのような形で、どんなことで保険給付の必要が発生するのかは、誰にも分かりませんし、予測が付きません。

ですから、一生涯保障がされなくなる項目ができることは、子供自身のためにも、どんな部位であれ避けたいことです。これが早期加入を勧める第一の大きな理由です。

その2

最近、「70歳からでも入れる保険」というようなCM を、よくテレビで見かけますね。

年を取ってからも入れる保険が販売されていることは、必要な人にとって、とてもありがたいことです。

しかし、すでに持病があったり、過去に罹った病気の種類によっては、自分の希望通りに、新しく保険に加入することが困難な場合が多いのです。

保険会社も、給付が増えて赤字になることが目に見えているのですから、正直なところ加入を勧めたくありませんよね。

年をとるということは、体にあちこち不具合が出やすくなるということです。これまで無理をかけてきた部分や蓄積した疲労などが、「病気」という形になって出てくるのです。まるで「病気のデパート」みたいな人もいますから。

ということは、必然的に病院にかかる機会も増えることになります。

本来なら、医療保険が一番必要になる時期ですね。

なので、「70歳から…」というような保険は、「部位不担保(病気になっても保障されない項目)」が多いとか「保険料が高額」だったりするのですが、それでも「医療保険が欲しい」と考える人がいるために、「70歳から…」という保険が販売されているのです。

色々な保険会社が華やかに宣伝しているのを見ると、「今すぐに保険に加入しなくても、後からでも入れるから大丈夫!」なんて考えそうですが、そんなに甘いものではありません。「年をとったら、普通の保険料で、普通の保障の保険には入れない!」と考えておいた方が無難です。

ですから、子どものうち、それも本当に小さい時期に保険に加入するということは、いろいろな病気にかかる前の時期ですので、「良い条件」で「低い金額」で「希望の保険に入ることがかなう」のです。(0歳児の始めのころだったら、病気はおろか、一回も薬を飲んでない時期だったりしますから。)

ちょっと調べただけでも、これだけのメリットが出てきます。

これが、早期加入がベストだという第2の理由です。

その3

次の表を見てください。

この医療保険の契約条件は「終身・65歳払済・入院日額10,000円・入院120日型・保険料月払」ということで試算したものになります。

加入年齢 月額保険料 合計保険料
5歳                     4,880円   3,513,600円
15歳                     5,840円   3,504,000円
25歳                     7,320円   3,513,600円
35歳                     9,820円   3,535,000円
45歳                   14,850円   3,564,000円
55歳                   29,390円   3,526,800円

注目していただきたいのは、合計保険料の部分です。

5歳で加入しても、55歳で加入しても、65歳になるまでに支払う保険料の合計金額に大きな差がないのがお分かりになるでしょうか。

車の任意保険と違って、医療保険は何度使っても、保険料が上がることはありません。

入院給付金の支払い限度はありますが、その日数は通算で1,000日、約3年です。

一生涯でも、これだけの期間を入院することは、なかなかありませんよね。

ということは、何歳で医療保険に加入しても、最終的に払い込む保険料の合計額が大差ないのであれば、早く加入した方が月々の保険料負担が少なくて済み、長期間の保障が得られるということになります。

ズバリ「医療保険は0歳から入り死亡するまで継続」がベストな答えになります。

最後に

前章で「医療保険は0歳から入り死亡するまで継続」がベストと書きましたが、「数十年後の医療状況に、0歳時に加入した医療保険の内容が役に立つのだろうか?」ということをおっしゃる方もいると思います。

確かに、0歳の子どもが60歳になる頃、医療がどのようなことになっているのか…と考えたら、ちょっと想像がつきませんよね。

技術も薬も日々進歩していますから、今の医療保険の契約内容では、その時期全く使いものにならないという可能性もあるかもしれません。

しかし、保険の条件が変更される場合などは、前もって保険会社の方から何らかの通知があるはずです。

その通知を見逃さず、その時に契約内容を再確認して、必要に応じて、契約条件の変更を行っていくことが最善ではないでしょうか?

一度加入してしまうと、ついついそのままにして、ほうっておいてしまいがちですが、契約内容についてよく理解し、折に触れ契約内容を見直していくことで、最適な条件で保険を継続できることを覚えておいてくださいね。

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